MRC

2024年MRC年頭の挨拶

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
2023年はコロナも終わりと言うより5類になったのと政策のバラマキが効いて何とか年を越した企業と常にリスクマネージメントに努め美しい決算書を求めた企業との2極化が進んだ年で昨年2023年年頭の挨拶文の中の一文字に例えた『変』のとおりだったような気がする。

今年の一文字は『脱』だと思う現状から脱却を図る。①企業が脱税をすると内部留保が出来ないので虚脱を図り税金を払う②何とか年を越した企業は即取引金融機関と対策を図り脱出をする③殆どの中小企業は環境適応業、環境に左右されない経営環境に脱走を図る④経営は政策に左右される悪い政治家を国民は剥脱する。⑤私事ですが残り少ない人生軽妙酒脱な時を過ごそうと思います。

昨年の世界の環境はロシアのウクライナ進行継続とイスラエルのガザ進行そして北朝鮮のロケット実験。世界各地で気候変動と大型地震の被害等余り良いニュースは聞かれませんでした。国内は大手輸出企業は円安のお陰で大分利益を出しているがその他中小企業の殆どがバラマキ政策に助けられ生き繋いでいるがこの反動は今年大きく表れてくるでしょう。年初めは経営計画の見直しを図るには絶好の機会です。是非社員さんと検討をしてみましょう。MRCは残された3月までの予定の遂行と来期の講演内容を上記述べたことを基軸に講演者にお願いし今月末までにご報告します。

【今年の私の重点問題点予測】
経済動向は世界の国々は国益に走り国防、為替や金利等が乱気流化方向
『従来経済の縮小10%を埋める業務改革と新事業』
ビジネスのグローバル化や労働者意識が多様化され続ける
『働き方が多様化をされ個人の能力と大家族主義経営の融合』
国民から政治離れが進み経済が不安定になる(内部体質の見直しと強化)
『ビジネスモデルの見直し・資産と負債の見直し・OJTを強化する』
                                                                                              
以上の3項目を基軸に今期もMRCで学びましょう。
私は例会などで小企業は環境適応業と口癖のように言います。
会社経営は経営者の環境予測と人間力によって1年間の成績はずいぶんと変わります。不確実性の時代は社長や経営幹部、全社員さんの知性と考え方と努力で会社の将来が決まります。まさしく『学びの量は徳なり』の実践です。
過去の経験や実績だけでは通用しない時代を迎えるでしょう。
2024年1月吉日
MRC会長 戸田直員
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